東小金井の産科・婦人科ゆうレディースクリニック東小金井

東小金井駅徒歩1分の産科・婦人科ゆうレディースクリニック東小金井|女性医師が診療

2025年7月開院予定

産科
Obstetrics

妊婦健診

当院では妊娠31~32週までの妊婦健診を行い、妊娠中の健康管理・ご相談に応じております。

経験豊富な院長が、妊婦さんお一人お一人にあったサポートを行います。

33~34週以降は分娩先の医療機関で妊婦健診を行っていただくセミオープンシステムを採用しております。

当院の妊婦健診の特徴
経験豊富な女性医師
専門医資格を持つ院長が診察
周産期専門医、超音波専門医、臨床遺伝専門医の資格を持つ経験豊富な女性医師が診察を行います。
安心して受診してください。

スクリーニング検査
胎児スクリーニング検査
20週目、30週目に行う中期スクリーニング検査、後期スクリーニング検査に力を入れております。
超音波専門医・指導医の資格を持つ院⻑が赤ちゃんの状態をより詳しく検査いたします。

エコー検査
赤ちゃんの4D画像をお手元に
当院で妊婦健診を受けられる方に4Dエコー(超音波検査)を実施しております。
高性能な4Dエコー機器を導入しており、お腹の赤ちゃんの様子をリアルタイムでご覧いただけます。画像はQRコードを使って、スマートフォンに簡単に保存することができます。
助産師が常駐
助産師が常駐
助産師が常駐していることで、妊娠中の体調管理や不安への相談、母乳育児や育児準備のサポートなど、きめ細かなケアが可能です。安心して妊娠期を過ごせるようサポートいたします。
夜18時まで
土曜も18時まで診療
平日も、土曜日も18時まで診療しており、お仕事をされている方やご夫婦での来院にも便利です(最終受付は17:30まで)。

妊婦健診のスケジュール

一般的には下記のようなスケジュールで行われます。

妊娠週数 健診の間隔
妊娠判定~予定日決定まで 2週間に1回
妊娠12週~23週 4週間に1回
妊娠24週~32週 2週間に1回

当院で行える妊婦健診について

当院ではセミオープンシステムで連携している施設で分娩予定の方や、里帰り分娩をご希望されている方の妊婦健診を行っております。

分娩や入院施設がない為、持病や合併症等によりハイリスクであると判断した場合には、当院では妊婦健診をお受けできない場合もあります。その場合には、連携先の医療機関へご紹介させて頂きます。

セミオープンシステムとは?

セミオープンシステムとは、妊婦健診は地域の産婦人科クリニックで受け、分娩や合併症管理は提携する総合病院で行う制度です。妊娠中は通いやすいクリニックで診察を受けられ、分娩時は病院で出産できるため、安心して妊娠・出産に臨めます。

情報共有を密に行い、万が一の際にも迅速に対応できるのが特徴です。妊婦さんの負担を軽減し、安全な出産をサポートする仕組みです。

里帰り分娩とは?

里帰り分娩とは、妊娠後期に実家や出産を希望する地域へ移り、そこで分娩を行う方法です。

妊娠中は現在の居住地の産婦人科で健診を受け、出産時に実家近くの医療機関に転院します。家族のサポートを受けながら安心して出産できるメリットがありますが、分娩予約が必要な場合が多く、妊娠中期までに受け入れ先を確認することが大切です。

医療機関同士での情報共有が行われ、安全な出産をサポートします。

妊婦健診の内容

体重測定、血圧測定、尿検査、超音波検査は毎回行います。

助産師による保健相談は随時受け付けております。気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

※以下の表は横にスライドできます。

週数 健診内容
9~11週ころ ・妊娠初期採血:血液型、貧血、血糖、甲状腺検査、不規則抗体検査、B型肝炎検査、C型肝炎検査、梅毒検査、風疹抗体検査、HIV検査、HTLV-1抗体検査、トキソプラズマ検査
・子宮頸がん検査
12週ころ 初期検査結果説明
16週ころ 内診、経腟超音波検査
20週ころ 中期胎児スクリーニング超音波検査
24週ころ 内診、経腟超音波検査、クラミジア検査
26週ころ 妊娠中期採血:貧血、妊娠糖尿病のスクリーニング検査
28週ころ 中期採血結果説明
30週ころ 後期胎児スクリーニング超音波検査
32週ころ 内診、経腟超音波検査、紹介状お渡し

妊娠中の方に向けた予防接種を行っています

RSウイルスワクチン

RSウイルスワクチン

RSウイルスは、生後6か月未満の赤ちゃんが感染すると、細気管支炎や肺炎などを引き起こすことがあり、重症化すると入院が必要になる事もあります。

RSウイルスワクチン「アブリスボ」は、妊娠中に接種することで、お母さんから赤ちゃんへ抗体が移行し、生後のRSウイルスによる重症化を予防できるワクチンです。

臨床試験では、生後90日以内の重症下気道感染を約82%、生後180日以内でも約70%予防できると報告されています。

このワクチンは米国FDAや欧州医薬品庁(EMA)でも承認されており、世界的に妊婦への接種が推奨されています。

接種は妊娠24週から可能ですが、28週以降の接種がより効果的とされています。

当院では妊婦健診の際に接種が可能です(自費・要予約)。ご希望の方はスタッフまでお声かけください。

百日咳予防ワクチン(三種混合ワクチン)

現在、百日咳の流行が報告されています。

百日咳は、特に生後間もない赤ちゃんが感染すると、重症化するリスクが高い病気です。

赤ちゃんは、生後2か月以降に初めて百日咳を含めた三種混合ワクチン(DPT)の接種を開始しますが、それまでの間は免疫が十分ではありません。

妊娠中にワクチンを接種することで、お母さんの体内で作られた抗体が赤ちゃんに移行し、生まれてすぐから百日咳に対する防御力を持たせることができます。

特に妊娠27~36週ごろに接種すると、赤ちゃんに十分な量の抗体を届けることができるとわかっています。

そのため、妊娠中に接種を希望される場合には、この時期での接種が推奨されています。

使用するワクチンについて

本来、妊婦さんには成人用の「Tdapワクチン(破傷風・ジフテリア・百日咳混合ワクチン」の接種が推奨されています。

Tdapは成人用に成分量が調整されているため、副反応が少ないとされております。

しかし、日本では現在未承認のため、当院では希望される方に小児用の「DPTワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風混合ワクチン)」を使用しています。

DPTワクチンも百日咳に対する免疫を高める効果が期待でき、安全性も確認されています。

副反応として、注射部位の腫れや痛みが出ることがありますが、通常は数日でおさまります。

注意事項

  • ワクチン接種はご希望の方に接種します(任意接種)。
  • 妊娠中に接種された場合でも、生後の赤ちゃんは通常通り定期の四種混合ワクチンを受けていただく必要があります。
  • 接種を希望される方には、医師から効果や副反応について改めてご説明いたします。

ご希望の方は、外来でお気軽にご相談ください。

出生前検査

出生前検査

出生前検査は、赤ちゃんが生まれる前に、生まれつきの病気がないかどうかを調べる検査です。

小さなものまで含めると、生まれてくる赤ちゃんの3〜5%が、何らかの先天性の病気をもって生まれるといわれていますが、この検査でわかるのは、その中の一部です。

赤ちゃんのことを事前に知ることで、よりよい準備や選択につなげられるという考えもあれば、知ることでかえって不安が大きくなるという考えもあります。

検査を受けるかどうかは、ご夫婦の価値観やご状況に応じた自由なご判断によるものです。

当院では、その判断のために必要な情報をご提供し、ご希望に沿ったサポートを心がけています。

産後ケア

出産後の心身の回復や、赤ちゃんとの生活に不安を感じているお母さんが、安心して過ごせるよう、助産師による個別の産後ケアを行っております。

気になる事があればお気軽にご相談ください。

母乳外来

母乳外来

母乳育児でお困りの方や不安を感じている方を対象に、助産師が丁寧にサポートする母乳外来を行っています。

乳房のトラブル(痛み・しこり・分泌不足など)や赤ちゃんの飲み方、卒乳・断乳の相談まで幅広く対応しています。

完全予約制で、個別にゆっくりとお話を伺いながら、安心して授乳を続けられるようお手伝いします。

対象の方 母乳が足りているかなど、母乳育児に関して心配のある産後1年未満のお母さん
料金 0,000円
持ち物 ・母子健康手帳
・診察券
・授乳に必要なもの(ミルクをお使いの方は、哺乳瓶、ミルク、お湯)
・赤ちゃんに必要なもの(替えのオムツ、着替え、おしりふきなど)

育児相談

赤ちゃんとの生活が始まると、小さな不安や分からないことがたくさん出てきます。

当院では、助産師が赤ちゃんの体重や発育、睡眠や弁の様子、泣き方やかかわり方など、日々の育児に関する様々なご相談にお応えしています。

お母さんの心身の変化や気分の落ち込みなどについても、お気軽にご相談ください。

必要に応じて医師とも連携し、安心して子育てができるようサポートします。

対象の方 育児に対して不安のあるお母さん
料金 0,000円
持ち物(必要に応じてお持ちください) ・母子健康手帳
・診察券
・授乳に必要なもの(ミルクをお使いの方は、哺乳瓶、ミルク、お湯)
・赤ちゃんに必要なもの(替えのオムツ、着替え、おしりふきなど)